家出人となかなか連絡が取れず、行き先も分からないような場合は、早急に行方調査をすべきです。失踪から調査開始までの時間が早ければ早いほど、家出人の発見確率や生存率は高くなる傾向にあります。

しかし、やみくもに調査してもなかなか見つけることは難しいでしょう。人数を動員しての人海戦術も時には必要ですが、それと同時に行き先を推測した理論的な調査も欠かせません。

今回は家出人の行き先になるような場所や家出人調査における探偵の活用方法などをご紹介します。

家出人の年齢や経済状況、精神状況、交友関係などによって候補となる行き先は変わってきます。ここでは家出した際の行き先として代表的なものをご紹介します。

『家出した妻を探してほしい』(40代 男性)

結婚して10年になる妻がおそらく家出をしたので、探し出して連れ戻してほしいです。
特にそういった前ぶれは無く、本当に急にいなくなってしまったので困っています。心当たりのある場所は一通り探してみたのですが、一向に見つかりません。妻の実家にも連絡をしていますが、帰ってきたり連絡を寄こしたりもしていないため、本当にどこにいるのか分かりません。もしかすると他に男がいたのかも……、と考え出すと夜も寝られず気が気ではありません。

実はこの前に他の探偵事務所に相談したところ、警察に相談して、の一点張りだったのですがそれはすでにやっています。警察は未成年の家出でないと積極的に動いてくれないようなので八方ふさがりです。どうにか妻を探していただけないでしょうか?

家出人捜索を得意とする探偵からのアドバイス

今回のように「妻を探して欲しい」というご相談は多くいただいております。警察に届出を出せばデータベース上に登録を行い全国に手配してもらえます。

しかし、積極的に捜してもらえる場合は自殺の恐れがある、事件や事故に巻き込まれた可能性が高いと判断された場合です。事件性がない、もしくは低いと判断された場合は積極的な捜査は期待出来ないことを把握しておきましょう。

そのような場合は、プロの家出調査を行う探偵事務所へ併行して調査を依頼することで発見率が上がります。まずは無料相談窓口で現在の状況をお話しください。

家出人の探し方として代表的なものは以下の3種類です。

<探し方1> 自分で探す
家出人本人や友人、知人に連絡を取りながら自分で探すことも時には必要でしょう。その際は心当たりのある場所を尋ねる必要もあるので、「家出人の主な居場所」を参考にしてください。

<探し方2> 警察に相談する
家出に関して事件や事故の可能性が高い、未成年や高齢者が対象など、人命に関わる可能性がある場合には警察に真っ先に相談しましょう。捜索願(行方不明者届)を提出すれば警察は積極的に調査をしてくれます。

家出人探しにおける探偵の調査の一番の特徴は何と言っても「調査開始までの早さ」です。警察は公的な機関のため、調査までに様々な段階が必要なのに対して、民間企業である探偵は契約と同時に動けるのがその理由でしょう。

しかし、探偵への依頼にももちろんデメリットはあります。それは「調査料金がかかる」ということ。しかし、大切な家族や友人の命をお金に換えることはできないでしょう。調査料金に納得できるのなら探偵に依頼する方が得策だと言えます。

無料相談も利用を
一般的に探偵の家出人探しの料金相場は15万円～50万円程度といわれています。この料金は緊急性の高さや対象者に関する情報量などによっても変わってくるでしょう。予算がある方でもいきなり契約ではなく、無料相談を利用する方法もあるので、まずは相談してみましょう。
 

当サイトでは家出人や失踪者探しのほか、上記のような様々な人探し調査を承っております。人探し専門の相談員が最初から最後まで担当いたしますので、安心してご相談ください。